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2011年1月8日の画像 |
再度、対物レンズの直接焦点画像を撮影してみました。(No,1とNo,2)
今回は、GH1にフォーサーズ用のマウントアダプターを装着した状態で三眼鏡筒基部に乗せて撮影しました。マウントアダプター無しだと鏡筒がやや短か過ぎる感じでしたが、マウントアダプターを付けると反対に長過ぎになってしまうようです。
No,3以下は、比較のため撮影レンズを付けて撮影したものです。
【撮影条件】
■資料 MWS製珪藻プレパラート J146
■顕微鏡 OLYMPUS BHSU
■照明 Achromat 0.9 のハネノケコンデンサに18mm径の黒紙を置いて暗視野としている。光源はハロゲンランプ
■カメラ パナソニック GH1(ISO100 JPEGの最高画質で記録)
■その他 シャッターはB(バルブ)とし、黒紙のスリットを視野絞り上で手動で動かして露光。 画像調整は、PhotoShopでレベル補正のみ行った。
【No,1】
■対物レンズ SPlanApo 20(OLYMPUS)
■撮影レンズ 無し
■コメント
20倍対物レンズで初めて直接焦点画像を撮影してみましたが、かなりひどい画像です。周辺部の強烈な倍率色収差とやっぱり像面湾曲があるみたいです。中心部の画像もかなりあやしい。ほんとうにピントが合っているのか?? |
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【No,2】
■対物レンズ SPlanApo 10(OLYMPUS)
■撮影レンズ 無し
■トリミング
■コメント
10倍対物レンズの画像は、中心部をトリミングしているので、20倍よりはだいぶんましに見えるが、期待したほどの解像感は得られていないようです。 |
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【No,3】
■対物レンズ SPlanApo 10
■撮影レンズ NFK 2.5 LD(OLYMPUS)
■コメント
撮影レンズを使うとピント面もフラットになっているようだし、色収差もかなり少なくなっているようですが、もう少し解像感があっても良いように思います。
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【No,4】
■対物レンズ SPlanApo 20(OLYMPUS)
■撮影レンズ NFK 2.5 LD
■コメント
20倍対物レンズでも色収差はかなり少ないです。ぴんと位置がわずかにずれているだろうか? |
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【No,5】
■対物レンズ SPlanApo 10
■撮影レンズ NFK 3.3 LD(OLYMPUS)
■コメント
普段常用している撮影レンズですが、珪藻の縁にかなり目立つ紫色が出ているのは倍率色収差だろうか?(2.5倍よりよく目立っている) |
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【No,6】
■対物レンズ SPlanApo 20
■撮影レンズ NFK 3.3 LD
■コメント
これは解像感もあってなかなか良い感じです。 |
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【No,7】
■対物レンズ Plan 4(Nikon)
■撮影レンズ NFK 3.3 LD
■トリミング
■コメント
4倍の対物レンズは普段あまり使わないので、なぜかNikonのレンズが付いたままになっています。
暗視野での珪藻の色はとてもきれいなのですが、なぜか画像はきれいに撮れません。4倍対物の解像度がこんなもんなのか?(計算すれば分かるはずですが・・) |
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