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2011年1月30日の画像

 今日は、Nikon D300を撮影用カメラとして使用してみました。
 D300は図体が大きいのとライブビュー操作が面倒なため顕微鏡撮影向きではないのですが、GH1よりセンサーが大きい分、より情報量の多い画像が得られるようです。
【撮影条件】
■資料 MWS製珪藻プレパラート J081・J146
■顕微鏡 OLYMPUS BHSU
■照明 Achromat 0.9 のハネノケコンデンサに18mm径の黒紙を置いて暗視野としている。光源はハロゲンランプ
■カメラ Nikon D300(ISO200 RAWで記録)
■その他 シャッターはB(バルブ)とし、黒紙のスリットを視野絞り上で手動で動かして露光。SILKYPIX Developer Studioで現像処理を行った。

【No,1】
■対物レンズ Plan 4(Nikon)
■撮影レンズ NFK 3.3 LD(OLYMPUS)
■コメント
 4倍の対物でJ081の全体像がちょうど画面一杯に収まりました。4倍対物の解像度はこんなものでしょう。

【No,2】
■対物レンズ SPlanApo 10(OLYMPUS)
■撮影レンズ NFK 3.3 LD
■コメント
 10倍対物の画像はなかなか良いです。というか、黒紙スリット露光法によりシャッターの振動を相当減らすことができるようになったことが大きいのかも知れません。

【No,3】
■対物レンズ SPlanApo 10
■撮影レンズ NFK 3.3 LD
■コメント
 同じく10倍対物の画像です。
 珪藻は美しく見えるピント位置が種類により微妙に違うものがあるようですが、これは仕方ないですね。

【No,4】
■対物レンズ SPlanApo 10
■撮影レンズ NFK 3.3 LD
■コメント
 J146を10倍対物で撮影してみましたが、なかなか良いです! カメラの性能は、やはりGH1よりもD300の方が良いように思えます。

【No,4】
■対物レンズ SPlanApo 20
■撮影レンズ NFK 3.3 LD
■コメント
 対物レンズを20倍にしてみると、ちょっと画像が流れたような感じになってしまいました。ブレやボケの影響ではないと思います。照明の加減でそう見えるのでしょうか?

【No,5】
■対物レンズ SPlan 40
■撮影レンズ NFK 3.3 LD
■コメント
 これはプランアクロマート40倍の画像です。
 愛用していたプランアポ(SPlanApo)40倍が壊れてしまったため、現在このSPlan40を使用しています。

【No,6】
■対物レンズ SPlanApo 100
■撮影レンズ NFK 3.3 LD
■コメント
 試しに油浸100倍対物できのこ(ヒカゲヒメチチタケ)の胞子を撮影してみました。胞子がややぼんやりした感じになっていますが、ブレボケではありません。ベニタケの胞子はこんな感じなのです。