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2011年2月3日の画像

 ぜひ使ってみたいと思っていたオリンパスのNFK1.67×という稀少な撮影用レンズを手に入れることができました!
 で、早速試用してみたのですが、鏡筒長をうまくセッティングすることができなかったので、本来の性能が発揮されていない可能性があります。とりあえず画像を掲載しておきます。
【撮影条件】
■顕微鏡 OLYMPUS BHSU
■照明 Achromat 0.9 のハネノケコンデンサに18mm径の黒紙を置いて暗視野としている。光源はハロゲンランプ
■カメラ パナソニック GH1(ISO100 JPEGの最高画質で記録)
■その他 シャッターはB(バルブ)とし、黒紙のスリットを視野絞り上で手動で動かして露光。画像調整は、PhotoShopで原則レベル補正のみ行った。(一部トリミングあり)

【No,1】
■対物レンズ SPlanApo 10(OLYMPUS)
■撮影レンズ NFK 1.67(OLYMPUS)
■資料 MWS製珪藻プレパラート J081
■コメント
 やはり期待どおりの広い画角が得られます!
 画質もまあまあと言ったところでしょうか?直接焦点像のときに見られた像面湾曲や倍率色収差なども見られないようです。

【No,2】
■対物レンズ SPlanApo 10
■撮影レンズ NFK 1.67
■資料 MWS製珪藻プレパラート J146
■コメント
 J146だと周りに余白(余黒?)が出てしまうので、この画像は少しトリミングしています。
 開口絞りをやや絞って照明してみました
。No.1の画像もそうですが、画面右下に照明のムラが出てしまいました。

【No,3】
■対物レンズ SPlanApo 20
■撮影レンズ NFK 1.67
■資料 MWS製珪藻プレパラート J146
■コメント
 No.2の照明のまま対物レンズを20倍に上げています。
 解像度は問題ないようですが、コントラストはやや低めのようです。

【No,4】
■対物レンズ SPlanApo 10
■撮影レンズ NFK 3.3 LD
■資料 MWS製珪藻プレパラート J(Special)
■コメント
 同じ照明のまま久しぶりにこのプレパラートを眺めてみると、とてもきれいに輝いていました!
 このプレパラートはMWSさんが特別に作ってくださったJシリーズの走りのようなプレパラートですが、非常に美しい姿を今でも保っています。

【No,4】
■対物レンズ SPlanApo 20
■撮影レンズ NFK 3.3 LD
■資料 MWS製珪藻プレパラート MZR-02
■コメント
 大形のトリゴニウム(ミスミケイソウ)が見応えのあるMZR-02ですが、暗視野で見てもとてもきれいでした!
【トリミング】
(撮影用レンズはNo.4から常用の3.3×に戻しています。)