アネモネタマチャワンタケ?
 4月10日に藤原岳頂上付近のフクジュソウの群落の中で見つけた菌核菌。
おけら日記」と「カメラ日記」ではアネモネタマチャワンタケとしたが、他の人の写真などを見ていると何だか違うものではないかという気がしたので、ちょっと調べてみた。
 発生している状況からは、枯れたフクジュソウの株から発生しているように感じられた。

 人目を忍んで、こっそりと引っこ抜いてきた。けっこう肉厚でボリューム感がある。

 メルツァー液を加えた子嚢と側糸。
 ツバキキンカクチャワンタケなどどあまり変わらない感じ。

 サイズは、子嚢が180×12μm程度、子嚢胞子は15×7μm程度である。
 これは、アネモネタマチャワンタケの範囲に入っている。
 子嚢盤の断面写真(貼り合わせ)。

 結局アネモネタマチャワンタケではないという特徴はとらえられなかった。
 やっぱりアネモネタマチャワンタケなのだろうか?


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