ウロコケシボウズタケ(幼菌1)
いなべ市北勢町産
 最初にこの赤っぽいツブツブ頭が目に飛び込んできた。苔のグリーンとのコントラストがなかなか美しいと思った。

 少し引いてみると、発生しているのはコンクリートの上に僅かに積もった腐植質と苔だけというのが分かるだろう。これだけの大きさの子実体を作り出している菌糸が、一体どこにあるのかとても不思議に思える。

 さらに引いてみると、かなりの崖っぷちであることが分かる。
 日当たりはあまり良くないと思われるが、西日は当たるような感じである。
 (上の写真にマウスポインタを重ねると、発生場所に矢印が出ます。)