2002年4月7日(日)のキノコ
久しぶりにまとまった時間が取れたので飯高町のシイタケのほだ場に行ってみた。
前日までのカラカラ天気のせいかウラベニガサ(1)は殆んどが枯れたような状態で、数も少な
かった。オオシトネタケ(2)も、1か所だけでしか確認できなかった。
シイタケの廃ほだもかなり古くなってきているので、発生量が減ってきているようである。
湧き水が沁みだしているような場所では、ミズベノニセズキンタケ(3)が顔を見せている。
同じような湿った場所に、クヌギタケ属(4)としたアシナガタケに良く似たキノコも幾つか出てい
た。 また、ヒノキの倒木にはシロホウライタケと思われるキノコ(5)がたくさん付いており、かなり
腐朽したサクラの木(おそらくナメコを栽培していたもの)からはマゴジャクシの幼菌のようなもの
が出ていた。とりあえずマンネンタケ科?(6)としておく。
ニガクリタケらしきキノコがあったので調べてみると、どうも様子が違う。クリタケ属?(7)としたが
全く違う科のキノコかも知れない。
場所を少し移動して菌床シイタケ用の古くなったオガクズが捨ててある場所を覗いてみる。
ツブカラカサタケ(8)と思われる幼菌がもう出てきている。もっと暖かい時期に発生するキノコで
あるが、オガクズが発酵する熱のせいらしい。
同じ場所で大型の不思議なキノコ(9)を見つけた。生育途中で枯れかかっているいるが、
オキナタケ科のように思われる。
何度も通っている場所であるが、良く分からないキノコが多かった。