2003年1月4日()のキノコ









(1)イボセイヨウショウロ
(2)ウロコケシボウズタケ
 12月15日に掘り残しておいた(?)トリュフの探索をキノコ仲間のM氏、K氏とともに実行した。
 トリュフはやはりまだかなりの数が残っていて、前回掘り出したところを中心に掘り進んでいくと次々と大小のトリュフが見つかった。1個見つかると何個かかたまって発生している場合が多いようである。人の歩く道の真ん中に出ていたもの(写真(1))は、3分の1くらい地上に顔を出していた。
 今日見つかったトリュフ(イボセイヨウショウロ)は全部で14個。全て前回見つけた場所から
2mくらいの狭い範囲だった。なぜ、それ以外の場所では見つからないのか不思議である。

 少し離れた場所を探していたM氏の呼ぶ声がする。
 行ってみるとウロコケシボウズタケ(2)が見つかったというではないか!
 これもぜひ探してみたいキノコの一つであったが、こんなに簡単に目にすることができるとは夢にも思っていなかった。
 ウロコケシボウズタケは、藤原町で見つかったものに次いで三重県では2例目となるらしい。今回の発見で発生する環境が大体分かったので、もう少し広範囲に調べてみたいキノコだ。

 新年早々、幸先の良いスタートとなったが、冬のオフシーズンという言葉が消えてしまいそうで、それだけがちょっと不安である。