断面
クルミタケ三重県津市産)
 C地点で採集した1個体。かなり成熟が進んでいて、一部で組織が傷み始めている様子である。

 
 同じくC地点で採集した2個体の断面(左の物は上の写真と同一個体)。右の個体は傷んだ部分にカビの発生が見られる。(画像の上下の中央側が子実体の接地面)

 左側の個体断面の拡大画像。同一個体の中でも成熟が進んでいる部分とそうでない部分があるのが分かる。後の顕微鏡画像を見ると分かるが、赤く色付いている部分が子嚢胞子が成熟していると思われる。(画像の下側が子実体の接地面)

 これはB地点で採集した小型の2個体。かなり小さいので最初は幼菌かと思っていたが、一向に大きくならないので採集して確認してみた。断面はクルミタケに間違いない。左の個体を検鏡してみると、C地点のものと同様にかなり成熟が進んでいた。