伊良湖岬の海岸
発生環境へ→
 画面右手が南の方角で太平洋に面した遠州灘の海岸線である。手前の方は伊良湖岬先端部の有名な「恋路が浜」につながっており、前方の山の向こう側にもこのような海岸が延々と続いているようである。
 海岸は、砂浜→松林→堤防という構造になっているところが多いので、ショウロなどの発生には好条件であるが、非常に風の強い海岸らしく、クロマツは、まるでハイマツのように背が低く下枝が込み入っており、松林に分け入るのは困難を極める。また、海岸沿いにはサイクリングロードが延々と整備されていて自転車での移動はとても便利であるが、海岸の自然な環境のためにはあまりよろしくないだろう。
 今回、ナガエノホコリタケが多く見つかった場所は、海岸線の左奥の波打ち際に見えている大きな岩のある場所のやや手前辺りである。
back