ナガエノホコリタケの担子器(×1000)

 中心の菌糸の先端にある細胞が最初に胞子を付けるようだ。枝分かれしている親指型の細胞も全て胞子を付けるものと思われる。

 胞子は担子器細胞に直接くっついているように見える。担子器から直接胞子を発射する必要がないので、ステリグマのような構造はいらないのだろう。
 担子器は胞子が成長すると、やせ細って細長くなるようだ。そして全ての栄養を胞子に移してしまうと最後に溶けて無くなってしまうのだろうか?

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