ナガエノホコリタケ幼菌に見られる担子器
(下の写真にマウスポインタを合わせると担子器の位置に矢印が出ます。)
担子器の拡大画像     成長した個体(9)の胞子
 成長過程3の幼菌のグレバを400倍で見た画像である。いろいろな成長過程の担子器を見ることができる。
 親指のような形をした菌糸の先端が全て担子器になるものと思われるが、枝分かれした菌糸中央の一番先端の細胞に真っ先に胞子を形成するようだ。まだ胞子を全く作っていない担子器がほとんどだが、早いものは既に胞子表面がイボ状になっているのが確認できる。

(これらの顕微鏡写真は、最近手に入れた簡易顕微鏡によるLED照明の画像を使用しているので、細胞壁などがかなり黄色っぽく写っているが、解像度には遜色がないし、コントラストなどはかえってこちらの方がいいようだ。)
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