Tuber oligospermun ?
2007.12.08 いなべ市産 |
12月8日に採集してきた、いなべ市産の白トリュフを詳しく調べてみたところ、ヨーロッパや北アメリカなどで知られているTuber oligospermunの特徴と非常に似ていることが分かった。
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子実体は、類球形から著しいでこぼこのある不定形。著しく団子状にくびれた個体も見られた。幼菌時はかなり白っぽく、淡黄白色のち成熟すると帯黄褐色となる。
この子実体は比較的最近発生したものと思われる。11月4日に観察した個体の多くは既に老熟しており、グレバが溶け出す寸前のものも見られた。
地上に出ている部分は、動物(昆虫orネズミ?)により囓られているものが多く見られた。
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サイズは、比較的大型で、1.5〜5cm程度。
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発生環境は、ため池の周囲に作られたアスファルト舗装された遊歩道沿いの一角。
緩い谷筋の斜面をアスファルト舗装が堰き止める形となっており、水分が溜まりやすい地形となっているようだ。
子実体発生箇所には、カヤツリグサ科と思われる背の低い草や苔などが疎らに生えている。
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