午後、少し時間があったので裏山の瑞巌寺の谷を少し歩いてみたが、虫草・地下生菌の類は何もなし。唯一モエギビョウタケらしき菌が枯れ枝に付いていたけど、あまり興味が湧かなかったので写真も撮らなかった。
この瑞巌寺であるが、住職やらは夜逃げでもしてしまったのか誰も住んでいない様子で寺もかなり荒れてきている。そういえば、ちょうど一年程前に来た時には新聞受けがいっぱいになっていたので、そのちょっと前に何かがあったようである・・。
そのあと五輪峠の湿地にも行ってみた。ハンノキの湿地に生える菌核菌がひょっとしたら出ていないかなと思ったのだけど、やっぱりちょっと早すぎたようだ。倒れたコナラの枝にヒイロタケとスエヒロタケが目に付いた。良く見るとタマキクラゲらしききのこも幾つか付いている。昨日の雨で蘇ったのだろうか。
今年は随分と遅くまで暖かくてコナラなどの落葉樹も最近になってやっと紅葉してきたと思っていたら、今はもうすっかりと葉を落として山はいつの間にか冬の様相になっている。湿地では意外にもアザミの仲間が赤紫色の可憐な花を咲かせていた。