地元の神社へ初詣。この神社は、マイタケ、シイタケ、アイカワタケなどが生える由緒正しき神社なので、ついつい参道脇の倒木などに目が行ってしまうが、菌らしきものは何もなし・・。
昨日の雪には驚いたが、やっと冬らしい気候になってきたようだ。
年賀状を出しに行くついでに香良洲町の海岸に足を伸ばしてみた。(ちょっと伸ばしすぎかな・・) かなり激しくみぞれが降るなか海岸を歩いてみたがナガエノホコリタケの古いものが少し残っているだけで新しいものは何も出ていなかった。昨日からの雪や雨の影響で古いナガエノホコリタケはかなり湿っていたが、指で突っつくと茶色い胞子が勢い良く飛び出してくる。やっぱりケシボウズなどのホコリタケ系きのこは、雨にひどく叩かれたりしても何時でも乾いた胞子が放出できるような防水系の仕組みを発達させてきたようだ。どうりで胞子を水でマウントするとダマになってしようがないわけである・・。
新春恒例の(?)「きのこだめし」に藤原岳の坂本谷に行ってみたが、雪が深すぎて途中で断念。ここはウロコケシボウズタケの実績がある場所だが、普段は土石流の復旧工事をしており入山は困難である。正月はさすがに工事も休みなので狙い目であったのだが、ちと雪が多すぎた。大きな石がゴロゴロした谷に雪が50cm程も積もっていたので1時間程でギブアップ!ウロコケシボウズの谷は人を容易には近づけてくれないようである。
そのあと、仕方がないので上石津町の公園などを少し散策してから、海岸のケシボウズなどを観察しつつ帰ることにした。
鈴鹿市の某海岸で大型のケシボウズ(T.adhaerens?)を発見。鈴鹿市では初めてのケシボウズである。昨年から鈴鹿市の菌類調査を引き受けているので、これはこれでなかなか嬉しい発見であった。
次に立ち寄った河芸町の某海岸では大量のケシボウズが見つかった。やはりT.adhaerensらしき大型のケシボウズが広範囲に渡って群生しているのがたくさん見られた。どうやらこの種類は今年大変な大発生をしたようである。さらに帰り際にナガエノホコリタケの大群生を発見。何十本もの群生があっちにもこっちにも足の踏み場がないほど・・。今までに見たことのない規模の大群生だった!
今年の菌運もなかなかどうして大したものかも知れない・・。
amazonのマーケットプレイスに予約注文していた「冬虫夏草を探しに行こう」という本が届いていた。予約しておいた予算内で出品者が現れると、直接出品者から本が送られてくるという仕組みになっているらしい。
この本は以前図書館でさっと目を通したことがあったのだが、もういちど読みたくて古本屋などを探してもなかなか手に入らなかったものなのでとても嬉しかった。
というフランスのトリュフの図鑑を日本語に翻訳したものの検索表部分の校正をやりました! これは、若かりし頃フランス語を専攻されたというM2さんが日本語に翻訳されたもののうち検索表部分のパソコン入力を私が引き受けていたもので、校正部分の修正やらを年末に依頼されていたものです。それが今頃机の上を整理していたら出てきたので慌ててやったのでした。(^^;
これでなんとか明日M2さんに送れるなあ。良かった良かった・・。
今年はツバキの花が種類によって随分早くから咲いている。ツバキの花が咲けば当然ツバキキンカクチャワンタケも大きくなっているはずである。そう思って庭のツバキの樹下をごそごそやってみたら、やっぱりあるある! しかも大きいものはもう1cm以上になっていて、しっかり胞子を飛ばしているような感じなので驚いてしまった。例年ならまだマッチ棒の先をオチョコの形にしたような幼菌が見られるかどうかという時期なのになあ・・。
今日はときどき雪花が散るようなうすら寒い一日だったけど、庭木の剪定をしたり八朔の収穫をしたりして体を動かしていたら、ちっとも寒いとは思わなかった。
朝から神社掃除と公園掃除の出合いがあった。小雨が降ったり止んだりの天気であったが10時頃には終了することができた。
そのあと、また病気のように香良洲町の海岸に行ってしまった。昨年ナガエノホコリタケがたくさん見つかった場所とは違う場所を探してみたが、まったくのオケラであった。
帰り道、また電気屋で普及型デジタル一眼レフを撫でまわしてきた。一眼レフを電気屋で見るというのがちょっと情けないけど、この店は店員もまったく寄ってこないし、無造作に並べてあるカメラを何時間でも触り放題なので(笑)ついつい行ってしまうのだ。
ニコンのD70、オリンパスのE-300、ペンタックスのistDs あたりがいいなあと思っているのだが、どれも一長一短があってなかなか難しい。
D70は手持ちのニコンのレンズが使えるため是非手に入れたいカメラであるが、ファインダーが見づらいのが最大の欠点。でも何回も見ているうちにだんだんこんなものかと思えるようになってきたなあ・・。
E-300は初めて見たとき、その馬鹿でかさに思わず吹き出しそうになってしまった。4/3型(フォーサーズ)&フルフレーム型という小型で高性能なCCDを積んでいるのだから、もう少しコンパクトに出来たんじゃないだろうか?ファインダーも小さくて見づらいと最初は思っていたが、よく見ると横幅が他の機種より短いフォーマットなのでそう感じるだけで、案外見やすいファインダーではないかと思えてきた。画質的な性能は、このカメラが1番だろう。
istDsは何と言ってもファインダーがすばらしい。昔懐かしいスリガラスのざらざらが見えるのだ!普及型のオートフォーカス一眼の透明スクリーンとは一線を画する立派なファインダーだ。このファインダーならマニュアルでピントを合わせたり、絞り込んでボケ味を確認するといった一眼レフならではの醍醐味が十分に味わえるだろう。ボディもすばらしくコンパクトだし、感覚的にはすぐにでも買って帰りたいカメラである。
まあそういうことなので、3機種とも全部欲しいというのが現時点の結論なのだが、未だに1台も買うお金はなし・・。(^^;
一端を垣間見てきました。やっぱりこういうものは資料を見ているだけでは分からないことが多いので、実際にやっているところを見せてもらうのが一番だ。いろいろ参考になることがたくさんありました。
これで私も明日から、目も覚めるような切片がすぱすぱと切れるような気分になりました。(?)
ニコンのD70(シグマレンズセット)を注文してしまった。5年程前に購入したシグマの15mm F2.8D(ニコン用)という対角線魚眼レンズをデジタルで使ってみたかったというのが一番大きな理由かもわからない。
あとはどうやって家人の目をごまかすかが大きな問題・・。
オンボロメインパソコンのCRTディスプレイが故障した。しばらく使っていると画面が"ざあっ"となって消えてしまう。そんな症状が1年程前から出ていたのだが、ついに今夜はもう元に戻らなくなってしまった。最新式の液晶ディスプレイに変えるしかないだろう。ついでに、ハードディスクの損傷が激しい本体の方も変えたほうが良いかもわからない。とても痛い出費だ!
とりあえず安物の17インチ液晶ディスプレイを買ってきて繋いだら、おっ、なかなかいいじゃあないですか!という感じ。写真もかなりきれいに表示できます。最近の液晶の技術はこんなに進んでいたんだと再認識しました。
本体の方は環境を移行するのがとても面倒なので、もう少しだましながら使ってみようと思う。でも、OSのWindows98SEはもはや最新のソフトをインストールすることができなくなってきたので、早いとこ何とかしないといけないだろう。
夕方やっと時間がとれたので、D70を持って家の近くの公園を歩いてきた。とりあえず風景写真くらいしか撮るものがないんだけど、D70のシャッター音がとてもきもちいい!写真を撮っているという実感がありますね・・。あと、これに巻き上げレバーが付いていたらいいなあと思うのは私くらいのものだろうか? とりあえず何の意味も無いけど、巻き上げレバーを"ガシャッ"とやらないとシャッターが切れないデジカメがあってもいいんじゃないかと・・。リハビリにもなるしね(?)。巻き上げレバー付きデジ眼レフ、中高年向きに発売したら少しは売れるんじゃないだろうか?
ディスプレーに続いてパソコン本体を入れ替えた。各種デバイスの接続、OSやドライバー類のアップデートから、果ては日本語変換システムの登録単語のインポートまで、実にうんざりするような作業が山のようにある・・。大体3分の2くらいの作業は終わったと思うが、後はまあ必要な時にやれば良いようなことなので、一応ひと段落着いたのかな?
新しいパソコンは、ちょっと型遅れのS社のWindowsマシン。スペックは、Pentium4 2.8G,メモリー512MB, HDD160GB, DVD-RW, 1000BASE-T LAN, USB 2.0, PC CARD といったところ。めんどくさい移行作業のことを考えるともっと最新のスペックにしておきたいところだが、貧乏なのでこれくらいで仕方がない。安定して末永く動いてくれると良いのだが・・。
冬季に東(南)海地震が起こった場合、真っ先に津波に呑み込まれて死んでしまうのは東海地区在住のケシボウズ愛好家ではないだろうか? つまり私のことですが・・。
そんなことを考えながら、午前中に鈴鹿〜津の海岸を散策してきた。収穫は鈴鹿市の海岸の1か所で見つかったナガエノホコリタケだけだが、以前と比べるとオケラの日はかなり少なくなったように思う。強い寒波がやってきたようで、鈴鹿市の海岸では霰交じりの小雨が吹き付けていた。
午後からは津市でRDB関係の会議があった。三重県のRDBも記載する種をほぼ決定してしまったので、これからは執筆をしていかなければならない。きのこ仲間のK氏、M氏と担当する種の割り振りや今後の予定などを確認した。