昨日の続きの山歩きに懲りもせず行ってきた。目的は3月に発刊する三重県版レッドデータブック(RDB)用の写真撮影である。RDBに載せるのが躊躇されるくらい身近なきのこであったのに、なぜか写真を撮っていない種がけっこうある。そんなきのこが今日の目的のオウギタケとクギタケだ。歩いた山は300m〜400mのアカマツの多い尾根筋。クギタケの方は、あまり発生量の多いきのこではないので、そんなに簡単に見つかるものではないと思っていたのだが、意外にも今日は歩道沿いにかなりの数の発生を見ることができた。オウギタケもアミタケの群生している中に2本だけ出ていた。かなり若い個体なので典型的なオウギタケの姿をしていないが、とりあえず写真だけはなんとか撮ることができた。めでたし、めでたし・・。
帰り道は、たくさん発生していたアミタケを食用に採集してきた。そして去年マツタケが頭を出していた場所を見てみたら、やっぱりまた頭を出していたので有り難く頂いてきた。誓って言うが、こんな雨の山の中を汗だくになりながら苦労して歩いてきたのは、食用きのこを採るためでは決してない。全ては神の思し召しである・・。(笑)