午前中、河芸町の海岸でケシボウズの定点観察をしてきた。大量に発生していたナガエノホコリタケとT.adhaerens(?)を使って、これらの経時変化を観察しようというものである。
経時観察用の個体は、それぞれ2箇所づつ計4箇所を選定し赤色のテープで印をつけておいたのだが、今日写真を撮ろうとして探してみると、おお、何ということだろう、ナガエノホコリタケの方が2箇所とも掘り取られているではないか!周りの個体は手付かずの状態なので、故意に印を付けたところだけ悪戯されたとしか思えない。もっと目立たない目印にした方が良いかも分からないが、そうなると今度は自分でもどこにあるのか分からなくなってしまう恐れがある。
サンプルとして採集してきた個体の計測やら顕微鏡観察は、家に帰ってから早いうちにやらなければならない。これが結構時間のかかる作業なので、なんだかんだやっているうちに、いつのまにか一日が終わってしまうのだ。