久々に昼休みの公園歩きに行ってみたら、気の早いベニタケが2種類顔を出していた。まっ白なやつと朱色っぽいやつ・・。
途中、やっぱり昼休みのきのこ観察に来ていたらしいきのこ仲間のUさんにばったりと出会った。どうやら雨が降ったあと徘徊したくなるのはきのこ屋共通の習性らしい。近くにキクラゲがたくさん付いている枯れたエノキの大木があったので、しばしUさんと観察をしてみた。キクラゲはかなり高いところの枯れ枝に付いているのではっきりとは見えないのだが、その飴色の感じからなんとなくアラゲではない方のキクラゲであることが分かる。探してみると下に落ちている枝から出ているものもあり、やっぱりキクラゲであることが確認できた。幹の低いところではアラゲキクラゲも小さいのが少し出かけている。ここではどうやらこの2種は高さで住み分けているように思える。このままもう少し観察を続けてみたいところだが、公園内なので、このような危険な枯れ木はじきに切られてしまうことだろう。でも切り株は残るので、もっと面白いきのこが幾つか出てくれるような気がする。すぐ近くの古い松の切り株からは、ハナビラタケも発生を始めていた。
やっときのこの季節の到来かなあ・・。