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おけら日記

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2005-07-16(Sat)

イクチ茸の地膚子おろし添え

近くにある森林公園の食堂であやしげな薬膳料理を出しているというので食べに行ってきた。その薬膳料理の一品の中に「イクチ茸の地膚子おろし添え」なる料理があるのを知ったからだ。イクチ茸とはいったい何ものなのか? 調べない訳にはいかないではないか・・。

〜 中 略 〜

で、食べてみた結果ですが・・、イクチ茸とは小型のアミタケのようでした。中国か韓国から入ってきたものかな? 食感はアミタケそのものだけど、土臭いようなアミタケの風味は完全に抜けてしまっているから、恐らく水煮か塩蔵で保存してあったものだろう。それにしても傘の径が2cm以内とかなり小型なので、アミタケに近縁の別種なのかも知れないと思った。

料理は、全体にとても上品なもので、いかにも薬膳という感じではなくてなかなか好感が持てた。("あやしげ"なんて書いてごめん。)イクチ茸も大根とキュウリのおろし、トンブリでとても上品な和え物に仕立てられていた。後で調べてみたら、実はこの脇役のようなトンブリこそが、地膚子(じふし)という薬草で皮膚の病気に効くというものらしい。イクチ茸自体は単なる付け足しだったようだ。

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